【2月12日 AFP】全豪オープンテニス(Australian Open Tennis Tournament 2021)は12日、男子シングルス3回戦が行われ、大会第6シードのアレクサンダー・ズベレフ(Alexander Zverev、ドイツ)は6-3、6-3、6-1で第32シードのアドリアン・マナリノ(Adrian Mannarino、フランス)を圧倒し、難なく4回戦に進出した。

 前回大会のセミファイナリストで四大大会(グランドスラム)初制覇を目指しているズベレフは、ロッド・レーバー・アリーナ(Rod Laver Arena)で洗練されたパフォーマンスを披露し、わずか1時間43分で勝利を収めた。

 昨年は準優勝を果たした全米オープンテニス(US Open Tennis Championships 2020)を含め、マナリノとの対戦で3戦全勝を記録していたことから自信を持って試合に臨んでいたズベレフは、19本のサービスエースと35本のウイナーを記録した試合を振り返り、「すごくうれしい。昨年は彼と3回対戦したけれど、いずれも長くて難しい試合だった」とすると、「きょうは、もっとボールを強く打つ決意で臨んだ」と語った。

 23歳のズベレフは、ノバク・ジョコビッチ(Novak Djokovic、セルビア)が優勝した2011年大会以降のグランドスラム最年少優勝を目指している。4回戦では、第23シードのドゥサン・ラヨビッチ(Dusan Lajovic、セルビア)と対戦する。(c)AFP