【2月11日 AFP】AFPが各国当局の発表に基づき日本時間11日午後8時にまとめた統計によると、世界の新型コロナウイルスによる死者数は235万5410人に増加した。

【図解】新型コロナウイルス感染症:長引く症状

 これまでに世界で少なくとも1億730万2760人の感染が確認され、少なくとも6658万1600人が回復した。

 この統計は、各国の保健当局が発表した日計に基づいたもので、ロシアやスペイン、英国で行われた統計局による集計見直しの結果は含まれていない。

 検査の実施件数は流行初期と比べて大幅に増加しており、集計手法も改善したことから、感染が確認される人の数は増加している。だが、軽症や無症状の人の多くは検査を受けないため、実際の感染者数は常に統計を上回る。

 10日には世界全体で新たに1万3683人の死亡と44万911人の新規感染が発表された。死者の増加幅が最も大きいのは米国の3266人。次いでブラジル(1330人)、メキシコ(1328人)となっている。

 最も被害が大きい米国では、これまでに47万1575人が死亡、2728万7341人が感染した。

 次いで被害が大きい国はブラジルで、死者数は23万4850人、感染者数は965万9167人。以降はメキシコ(死者16万9760人、感染者195万7889人)、インド(死者15万5360人、感染者1087万1294人)、英国(死者11万4851人、感染者398万5161人)となっている。

 人口10万人当たりの死者数が最も多いのはベルギーの186人。次いでスロベニア(177人)、英国(169人)、チェコ(166人)、イタリア(153人)となっている。

 地域別の死者数は、欧州が79万287人(感染3506万5497人)、中南米・カリブ海(Caribbean Sea)諸国が62万8443人(感染1982万1304人)、米国・カナダが49万2579人(感染2810万1323人)、アジアが24万6307人(感染1557万5802人)、中東が10万65人(感染499万9244人)、アフリカが9万6784人(感染370万7759人)、オセアニアが945人(感染3万1837人)となっている。

 各国の死者数・感染者数は当局による訂正やデータ公表の遅れがあるため、過去24時間での増加幅は前日の集計結果との差と一致しない場合がある。(c)AFP