【2月11日 AFP】全豪オープンテニス(Australian Open Tennis Tournament 2021)は10日、男子シングルス2回戦が行われ、ニック・キリオス(Nick Kyrgios、オーストラリア)は5-7、6-4、3-6、7-6(7-2)、6-4で大会第29シードのウゴ・アンベール(Ugo Humbert、フランス)を破り、3回戦へ駒を進めた。

 気分屋として知られるキリオスは、この試合でラケットを破壊したり、アンダーサーブを使ったり、主審と口論したりしながらも、最後は2本のマッチポイントをしのいで大会に生き残った。次戦は第3シードのドミニク・ティエム(Dominic Thiem、オーストリア)との大一番を迎える。

 3時間25分の末に勝利したキリオスは「正直どうやって勝ったか分からない。何を言えばいいかも分からない。言葉が出てこない。ここまでクレイジーな試合も珍しい」とコメントした。

 会場に集まった観客を楽しませ、インタビュアーのジム・クーリエ(Jim Courier)氏に新型コロナウイルスのパンデミック(世界的な大流行)後では最高のテニスの試合だったと言わしめたキリオスは、地元ファンの盛り上がりにも後押しされたといい、「自分は1年間プレーしていなかった。彼(アンベール)は去年素晴らしいテニスをしていた。自分が一つ上回っていたとしたら経験かもしれない」と話した。

 その他の試合では、第6シードのアレクサンダー・ズベレフ(Alexander Zverev、ドイツ)と第8シードのディエゴ・シュワルツマン(Diego Schwartzman、アルゼンチン)が、それぞれストレート勝ちで3回戦に進出している。(c)AFP/Martin PARRY