【2月11日 AFP】ジョー・バイデン(Joe Biden)米大統領は10日、国防総省内に中国に関する特別タスクフォース(任務部隊)を設置すると発表し、中国がもたらす課題に対する米軍の戦略の即時見直しを命じた。

 国防総省を訪問したバイデン氏は、戦略見直しは「政府全体の取り組みが必要となる中国関連の問題について強い方向性を打ち出す」上で重要だと説明。「中国がもたらす増大する課題に対応し、インド太平洋地域、そして世界全体でのわれわれの権益を守る必要がある」と言明した。

 新タスクフォースは今後4か月間かけ、米軍の対中国戦略についての評価と提案をまとめる。(c)AFP