【2月10日 AFP】全豪オープンテニス(Australian Open Tennis Tournament 2021)は10日、男子シングルス2回戦が行われ、大会第17シードのスタン・ワウリンカ(Stan Wawrinka、スイス)は5-7、1-6、6-4、6-2、6-7(9-11)の激闘の末、マートン・フチョビッチ(Marton Fucsovics、ハンガリー)に敗れて大会から姿を消した。

 昨年と同じベスト8に届かなかった2014年大会王者は、勝負どころで思い切りが足りなかったことを認めている。

 焼けるような日差しの中で、ワウリンカはフチョビッチの力強いプレーについていけず、最初の2セットを連続で落としたが、その後は立て直して試合に生き残った。しかし迎えた第5セットでは、タイブレークで3本のマッチポイントを握りながら一つも生かせず、相手に5連続ポイントを許して力尽きた。

 クリスマス前に新型コロナウイルス感染症(COVID-19)にかかり、大会に向けた準備でつまずいたワウリンカは「4時間の5セットマッチということで、もちろんタフな試合だった」と話した。

「自分のベストではなかったが、今回も戦う中で、試合を終わらせる何度かのチャンスを決めきれなかった。マッチポイントを握った後で少し弱気になり、ポイントを落としてしまった」

 一方、昨季の全豪で四大大会(グランドスラム)自己最高に並ぶ4回戦進出を果たしているフチョビッチは、3回戦で第14シードのミロス・ラオニッチ(Milos Raonic、カナダ)と対戦する。

 ラオニッチはコランタン・ムテ(Corentin Moutet、フランス)を4セットで撃破。この二人の勝者が、4回戦で世界1位のノバク・ジョコビッチ(Novak Djokovic、セルビア)と顔を合わせる可能性が高い。(c)AFP