【2月8日 AFP】20-21フランス・リーグ1は7日、第24節の試合が行われ、パリ・サンジェルマン(Paris Saint-GermainPSG)はキリアン・エムバペ(Kylian Mbappe)が得点を挙げるなどし、アウェーでオリンピック・マルセイユ(Olympique de Marseille)を2-0で下した。

 得点ランキングで首位に立つエムバペは9分、カウンターの場面でアンヘル・ファビアン・ディ・マリア(Angel Fabian Di Maria)からパスが通ると信じられないようなスピードで走り込み、スティーヴ・マンダンダ(Steve Mandanda)から今季16点目となるゴールを奪った。仏テレビ局カナル・プリュス(Canal Plus)の計測によれば、エムバペの驚異的なスプリントは時速36キロだったという。

 その後、ディ・マリアが負傷交代したPSGだが、アレッサンドロ・フロレンツィ(Alessandro Florenzi)のクロスに相手DFアルバロ・ゴンサレス(Alvaro Gonzalez)の前に入り込んだマウロ・イカルディ(Mauro Icardi)が首の後ろで合わせ、前半のうちにリードを2点に広げた。

 5日に29歳の誕生日を迎えたネイマール(Neymar da Silva Santos Junior)は胃腸炎でトレーニングを欠席しており、この日も途中出場となったが、それでもPSGは通算100試合目となった伝統の一戦「ル・クラスィク(Le Classique)」で勝利を収めた。

 同日に行われた他の試合で首位リール(Lille OSC)がナント(FC Nantes)を2-0で下したため、3位PSGと6連勝をマークしたリールとの勝ち点差は3、2位オリンピック・リヨン(Olympique Lyon)とは1ポイント差のままとなった。

 試合終了間際にディミトリ・パイェ(Dimitri Payet)が退場になり、1人少ない状況で試合を終えることになったマルセイユは9位に沈んでおり、直近11試合で1勝しか挙げられていない。(c)AFP