【2月4日 AFP】20-21フランス・リーグ1は3日、第23節の試合が行われ、パリ・サンジェルマン(Paris Saint-GermainPSG)はネイマール(Neymar da Silva Santos Junior)を出場停止処分で欠きながらも、最下位ニーム(Nimes Olympique)を3-0で下した。

 ホームのPSGは18分、相手のパスミスを拾ったアンヘル・ファビアン・ディ・マリア(Angel Fabian Di Maria)が先制点をマークすると、同選手のクロスボールからパブロ・サラビア(Pablo Sarabia)が頭で合わせリードを2点に広げた。

 後半には、得点ランキングで首位に立つキリアン・エムバペ(Kylian Mbappe)が約18メートルの距離からカーブのかかった華麗なシュートを沈め、今季のゴール数を15に伸ばした。

 前節の試合でロリアン(FC Lorient)に2-3で敗れて首位陥落となり、マウリシオ・ポチェッティーノ(Mauricio Pochettino)監督の下で初黒星を喫したPSGは、7日に予定されているオリンピック・マルセイユ(Olympique de Marseille)とのアウェーゲームを前に、首位リール(Lille OSC)と3ポイント差となっている。

 一方、リーグ戦3連敗中のマルセイユは、2点のリードを守りきれずランス(RC Lens)と2-2で引き分けた。

 敵地に乗り込んだマルセイユは、フロリアン・トヴァン(Florian Thauvin)が先制点を挙げ、前半終了間際には移籍後初先発となったアルカディウシュ・ミリク(Arkadiusz Milik)が追加点をマークした。

 しかし、後半開始直後にフロリアン・ソトカ(Florian Sotoca)に1点を返されると、60分過ぎにはファクンド・メディナ(Facundo Medina)に同点弾を許した。マルセイユは公式戦の直近10試合で1勝しか挙げられていない。

 マルセイユでは、クラブの補強戦略との対立を理由に辞任を申し出たアンドレ・ビラス・ボアス(Andre Villas-Boas)監督が2日に職務停止となったため、この日はアカデミーの代表を務めるナセル・ラゲ(Nasser Larguet)氏がチームを指揮した。(c)AFP