【2月15日 AFP】全豪オープンテニス(Australian Open Tennis Tournament 2021)は15日、女子シングルス4回戦が行われ、ジェシカ・ペグラ(Jessica Pegula、米国)は6-4、3-6、6-3で大会第5シードのエリナ・スビトリーナ(Elina Svitolina、ウクライナ)を破り、自身初の四大大会(グランドスラム)8強入りを果たした。

 今大会絶好調のペグラは勢いをそのままにスビトリーナを倒し、トップ10圏内の選手から初勝利を挙げた。準々決勝では第28シードのドナ・ヴェキッチ(Donna Vekic、クロアチア)を下した第22シードの同胞ジェニファー・ブレイディ(Jennifer Brady)と対戦する。

「彼女のコート上での振る舞いには敬服する。黙々と自分のやるべきことをやり、常に全力でファイトする。きょう自分が挑戦したのはまさにそういうこと」とスビトリーナをたたえたペグラは、「緊張したし第1セットの最後はタフだったので少し疲れたが、今は気分が良い」と喜んだ。

 世界ランキング61位で全豪出場は2度目のペグラは、元世界1位で大会第12シードのビクトリア・アザレンカ(Victoria Azarenka、ベラルーシ)を大会初戦で破り、2回戦と3回戦では計4ゲームしか落とさなかった。

 一方のスビトリーナは、1月のアブダビWTA女子テニスオープン(Abu Dhabi WTA Women's Tennis Open 2021)ではペグラにストレート勝ちしていたが、グランドスラムでは3大会連続でトップ25圏外の選手に敗退と、またも不本意な結果となった。(c)AFP