新鋭シナーが早くも2勝目、エヴァンスは悲願の初V 全豪OP前哨戦
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【2月8日 AFP】男子テニス、グレートオーシャンロード・オープン(Great Ocean Road Open 2021)は7日、シングルス決勝が行われ、大会第4シードの19歳ヤニック・シナー(Jannik Sinner、イタリア)が7-6(7-4)、6-4で同胞のステファノ・トラヴァーリャ(Stefano Travaglia)を下し、優勝を果たした。
昨年11月のソフィア・オープン(Sofia Open 2020)を制し、過去12年で最年少のツアー優勝者となっていたシナーは、短いキャリアの中で早くも2勝目となった。
このタイトルで自身の評価をさらに高めているが、8日夜にはデニス・シャポバロフ(Denis Shapovalov、カナダ)との全豪オープン(Australian Open Tennis Tournament 2021)初戦が控えており、休む時間はほとんど残されていない。
マレーリバー・オープン(Murray River Open 2021)決勝では、第8シードのベテラン、ダニエル・エヴァンス(Daniel Evans、英国)が6-2、6-3で第3シードのフェリックス・オジェ・アリアシム(Felix Auger-Aliassime、カナダ)を退け、ツアー14年目にして悲願の初優勝を飾った。
2007年にデビューしたエヴァンスは過去に2度決勝に進出した経験があったが、いずれも敗れていた。それでも好調だった今週は大会を通して1セットも落とさずタイトルをつかみ、全豪オープンを前に疲れた様子も全く見せていない。全豪1回戦では、同胞のキャメロン・ノーリー(Cameron Norrie)と対戦する。
一方、20歳の新鋭オジェ・アリアシムはこれが7度目の決勝だったが全敗となり、またしても苦杯をなめる結果となった。(c)AFP