【2月8日 AFP】AFPが各国当局の発表に基づき日本時間7日午後8時にまとめた統計によると、世界の新型コロナウイルスによる死者数は231万234人に増加した。

【図解】新型コロナ:世界各国のワクチン接種状況

 これまでに世界で少なくとも1億575万940人の感染が確認され、少なくとも6441万7600人が回復した。

 この統計は、各国の保健当局が発表した日計に基づいたもので、ロシアやスペイン、英国で行われた統計局による集計見直しの結果は含まれていない。

 検査の実施件数は流行初期と比べて大幅に増加しており、集計手法も改善したことから、感染が確認される人の数は増加している。だが、軽症や無症状の人の多くは検査を受けないため、実際の感染者数は常に統計を上回る。

 6日には世界全体で新たに1万1728人の死亡と42万7072人の新規感染が発表された。死者の増加幅が最も大きいのは米国の2862人。次いでメキシコ(1496人)、ブラジル(978人)となっている。

 最も被害が大きい米国では、これまでに46万2181人が死亡、2691万8271人が感染した。

 次いで被害が大きい国はブラジルで、死者数は23万1012人、感染者数は949万7795人。以降はメキシコ(死者16万5786人、感染者192万6080人)、インド(死者15万4996人、感染者1082万6363人)、英国(死者11万2092人、感染者392万9835人)となっている。

 人口10万人当たりの死者数が最も多いのはベルギーの184人。次いでスロベニア(174人)、英国(165人)、チェコ(161人)、イタリア(151人)となっている。

 地域別の死者数は、欧州が77万1213人(感染3447万7054人)、中南米・カリブ海(Caribbean Sea)諸国が61万7064人(感染1951万1180人)、米国・カナダが48万2867人(感染2771万8720人)、アジアが24万4238人(感染1545万2849人)、中東が9万9165人(感染489万9328人)、アフリカが9万4742人(感染366万24人)、オセアニアが945人(感染3万1787人)となっている。

 各国の死者数・感染者数は当局による訂正やデータ公表の遅れがあるため、過去24時間での増加幅は前日の集計結果との差と一致しない場合がある。(c)AFP