【2月7日 AFP】女子テニス、ヤラバレー・クラシック(Yarra Valley Classic 2021)は7日、シングルス決勝が行われ、大会第1シードのアシュリー・バーティ(Ashleigh Barty、オーストラリア)が7-6(7-3)、6-4で第6シードのガルビネ・ムグルサ(Garbine Muguruza、スペイン)に勝利して優勝。全豪オープンテニス(Australian Open Tennis Tournament 2021)へ向けて調子が上がっていることをアピールした。

 屋根を閉じたマーガレット・コート・アリーナ(Margaret Court Arena)で、全豪へ向けた準備のギアを上げたバーティは、四大大会(グランドスラム)優勝2回の実績を持つ好調ムグルサをストレートで下し、キャリア9勝目を挙げた。

 これが11カ月ぶりの公式戦だった世界ランキング1位のバーティは、大会序盤はなかなか本来の姿を取り戻せず、準決勝はセレーナ・ウィリアムス(Serena Williams、米国)が棄権したためプレー機会がなかったが、自信になる優勝を飾っている。

 28本のウイナーを決めて優勝したバーティは、「早くコートに出たくて仕方がなかった」とコメントした。

 一方、ここまでの4試合でわずかに10ゲームしか落とさず、世界1位に立った2017年のような好調ぶりを見せていたムグルサだったが、決勝ではその流れを維持できなかった。

 それでもムグルサは、外では小雨が降る中で集まった少数の観客に向けて、「ほぼ1年、無観客での試合を続けていたから、ファンの前で試合ができたことにとても感謝している」と話した。

 ギプスランド・トロフィー(Gippsland Trophy 2021)では、第7シードのエリーゼ・メルテンス(Elise Mertens、ベルギー)が6-4、6-1でカイア・カネピ(Kaia Kanepi、エストニア)を下して優勝した。

 大坂なおみ(Naomi Osaka)が肩のけがで準決勝を棄権し、決勝へ勝ち上がったメルテンスは、キャリア通算6勝目を挙げた。一方、2013年以来のツアー決勝に進出したカネピは、メルテンスを苦しめることができなかった。

 メルテンスは「またテニスができるのはとても大きなことだし、来週を本当に楽しみにしている」と話した。

 グランピアンズ・トロフィー(Grampians Trophy 2021)は、アネット・コンタベイト(Anett Kontaveit、エストニア)と米国の20歳、アン・リー(Ann Li)が準決勝に勝利したところで、全豪オープンに向けて日程が詰まっていることから大会打ち切りとなった。

 グランピアンズ・トロフィーは完全隔離を強いられた選手に実戦機会を提供する目的で用意された大会だったが、開催途中にも選手が滞在しているホテルの従業員の新型コロナウイルス陽性が判明し、4日の全日程が中止になったため、決勝を開催する時間が取れなかった。

 コンタベイトは準決勝で、マリア・サッカリ(Maria Sakkari、ギリシャ)に2-6、6-3、11-9で勝利した。ランク99位のリーは同24位のジェニファー・ブレイディ(Jennifer Brady、米国)を7-6(7-5)、6-7(5-7)、10-6で破っている。(c)AFP