【2月5日 AFP】女子テニス、ヤラバレー・クラシック(Yarra Valley Classic 2021)は5日、シングルス準々決勝が行われ、大会第1シードのアシュリー・バーティ(Ashleigh Barty、オーストラリア)は7-5、2-6、10-4でシェルビー・ロジャース(Shelby Rogers、米国)を退け、準決勝へ駒を進めた。

 世界1位のバーティは長期の離脱明けでまだ本調子を取り戻せていないが、この日はロジャースを92分で退け4強入り。「よく踏ん張れたと思う」と振り返り、「難しい場面もあったが、ギアを上げて突破口を見つけられたことには満足している」と語った。

 準決勝では、四大大会(グランドスラム)通算23勝を誇るセレーナ・ウィリアムス(Serena Williams、米国)と激突する可能性がある。セレーナは同日、同胞のダニエル・コリンズ(Danielle Collins)と準々決勝を戦う。

 全豪オープンの前哨戦6大会は前日、大会が指定したホテルで新型コロナウイルスの陽性者が出たことを受け中断していたが、この日から再開された。

 しかし5日は強い雨風が予報され、消化しきれない試合が増える恐れもある。そのため女子の試合は過密日程を防ぐため、通常3セットマッチのところ、3セット目にもつれ込んだ場合はスーパータイブレーク制が導入されることになった。(c)AFP