【2月5日 AFP】全豪オープンテニス(Australian Open Tennis Tournament 2021)の前哨戦が5日、会場のメルボルン・パーク(Melbourne Park)で再開した。

 全豪オープンでは、入国時の隔離先として指定されていたホテルの従業員が新型コロナウイルスに感染したことを受け、500人以上の選手・関係者が検査で陰性が出るまで隔離を命じられ、前日の前哨戦は6大会が全て延期されていた。

 しかし、この日までにほぼ全員の陰性が確認され、試合が再開された。全豪オープンの大会責任者を務めるクレイグ・タイリー(Craig Tiley)氏によれば、検査を命じられた507人のうち495人の陰性が判明した。残りの12人は結果待ちだという。

 メルボルンのラジオ局3AWに対し「ここまで全員が陰性だ」と明かしたタイリー氏は、今週の大会と8日から開幕する全豪オープンでは引き続きファンを動員できる見通しだと話している。

 この日は1時間早く開始し、できるだけ多くの試合を消化できるよう、女子は通常3セットマッチのところ、3セット目にもつれ込んだ場合はスーパータイブレーク制が導入されることになった。(c)AFP