【2月4日 AFP】交流サイト(SNS)最大手の米フェイスブック(Facebook)は4日、国軍がクーデターを起こしたミャンマーでサービスの一部が遮断されていることを明らかにした。

 同社広報担当者は、ミャンマー国内の一部ユーザーがフェイスブックにアクセスできなくなっている状況を把握していると説明。「ミャンマーの人々が家族や友人と連絡を取り合い、重要な情報にアクセスできるよう、当局に接続の回復を強く求める」と述べた。

 ミャンマー国内でフェイスブックの人気は高く、主要なコミュニケーション手段となっている。官公庁の発表に利用されることも多い。

 世界中のネット接続状況を監視している団体ネットブロックス(Netblocks)によると、ミャンマー国内のインターネットプロバイダーは現在、フェイスブックに加えて同社傘下のインスタグラム(Instagram)とワッツアップ(WhatsApp)へのアクセスも遮断ないし制限している。

 ネットブロックスは、ミャンマー郵電公社(MPT)がアクセス遮断の主体となっていると指摘した。(c)AFP