【2月3日 AFP】サッカーイタリア杯(Italian Cup 2020-21)は2日、準決勝の第1戦が行われ、ユベントス(Juventus)がクリスティアーノ・ロナウド(Cristiano Ronaldo)の2得点でインテル(Inter Milan)から2-1の逆転勝利を収めた。

 最多13回の優勝を誇るユベントスは、ここ7年で6回目の決勝進出を目指し、有利な立場で9日のホームでの第2戦に臨む。

 しかしアンドレア・ピルロ(Andrea Pirlo)監督は、イタリア放送協会(RAI)に対して「まだ第1戦が終わっただけで、何も成し遂げていない」と話し、「きょうの試合が証明したのは、100パーセント集中したときのわれわれは、どんなチームにとっても難しい相手だということだ」と続けた。

 準決勝のもう1試合、昨季王者ナポリ(SSC Napoli)対アタランタ(Atalanta)は第1戦が3日に行われる。

 ロナウドは残り約15分でアルバロ・モラタ(Alvaro Morata)との交代を命じられた際、明らかに不満そうな様子を見せたが、ピルロ監督は、ASローマ(AS Roma)とのリーグ戦が6日に控える中で、主力を休ませたかったと話している。

「ロナウドが交代に不満だったのは理解できるが、すぐにリーグ戦の試合があることを考えれば、ほんの数分でも休ませるのは当然だ」 (c)AFP