【2月2日 AFP】イングランド・プレミアリーグのサウサンプトン(Southampton FC)は1日、リバプール(Liverpool FC)に所属する日本代表MF南野拓実(Takumi Minamino)が、今季終了までのローン契約で加入したと発表した。

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 南野は約1年前にオーストリア1部リーグのレッドブル・ザルツブルク(Red Bull Salzburg)からリバプールに移籍していたが、現在イタリア・セリエAのサンプドリア(Sampdoria)でプレーするDF吉田麻也(Maya Yoshida)が昨季まで所属したサウサンプトンに加わることになった。

 サウサンプトンを率いるラルフ・ハーゼンヒュットル(Ralph Hasenhuttl)監督は、ウイングやセカンドストライカーとしてプレーできる南野について、「彼は新たに良い攻撃の選択肢を提供してくれるはずだ。そして何よりわれわれにふさわしい選手だ」と電撃加入を歓迎した。

「重要な時期においてチームの選手層を厚くしてくれるだろう。練習場で彼と仕事に取りかかるのを楽しみにしている」

 プレミアリーグの移籍市場最終日となったこの日、リバプールはドイツ・ブンデスリーガ1部のシャルケ04(Schalke04)からDFオザン・カバク(Ozan Kabak)を今季終了までの期限付き、チャンピオンシップリーグ(2部)のプレストン・ノースエンド(Preston North End)からDFベン・デイビス(Ben Davies)を完全移籍で獲得し、守備を補強している。

 プレミアリーグ連覇を狙うリバプールでは、ビルヒル・ファン・ダイク(Virgil Van Dijk)、ジョー・ゴメス(Joe Gomez)、ジョエル・マティプ(Joel Matip)が離脱し、主力CBが全員不在の状況となっていた。(c)AFP