【2月1日 AFP】20-21イングランド・プレミアリーグは31日、第21節の試合が行われ、リバプール(Liverpool FC)はリーグ戦でしばらくゴールを挙げられていなかったモハメド・サラー(Mohamed Salah)が華麗に2ゴールを奪うなどし、アウェーでウェストハム(West Ham)を3-1で下した。

 リーグ戦6試合でゴールから遠ざかっていたサラーは、後半にウェストハムの抵抗を打ち破ってリーグ戦では昨年12月以来となる得点を挙げると、またしても人目を引くプレーからゴールを決めて、チームの連勝を確実なものとした。

 サラーはこれで4シーズン連続で公式戦20得点をマーク。リバプール選手の達成は、1980年代に活躍したイアン・ラッシュ(Ian Rush)氏以来となる。

 ジョルジニオ・ワイナルドゥム(Georginio Wijnaldum)が3点目をマークして勝利したリバプールは、レスター・シティ(Leicester City)を抜いて3位に浮上した。

 リバプールは消化試合数が一つ少ない首位マンチェスター・シティ(Manchester City)に4ポイント差、2位マンチェスター・ユナイテッド(Manchester United)には1ポイント差をつけられている。

 リーグ戦で5試合白星のなかった王者リバプールだが、トッテナム・ホットスパー(Tottenham Hotspur)を3-1で下した先月28日の試合で冬場のスランプから抜け出す兆しを見せており、今回の結果はまたしても正しい方向に向けた新たな一歩となった。(c)AFP/Steven GRIFFITHS