【2月1日 AFP】ロシア検察は1日、ウラジーミル・プーチン(Vladimir Putin)大統領批判の急先鋒(せんぽう)である勾留中の野党勢力指導者アレクセイ・ナワリヌイ(Alexei Navalny)氏(44)の過去の有罪判決をめぐり、執行猶予を取り消して収監を求める矯正当局の要請を支持すると発表した。

 1月31日には、ナワリヌイ氏の支持者らが先週末に続き政府の警告を無視し、極東ウラジオストク(Vladivostok)から北西部プスコフ(Pskov)まで、各地で同氏の逮捕に抗議する大規模デモを行った。監視団体「OVD Info」によると、参加者5300人超と報道関係者ら90人超が拘束されたという。

 2014年に横領の罪で執行猶予付きの判決を受けていたナワリヌイ氏について、矯正当局は、執行猶予の条件に違反したとして、2年6月の実刑を求めている。検察は1日、この要請を支持すると発表した。

 昨年8月に神経剤ノビチョクによる攻撃を受けたナワリヌイ氏は、先月中旬、療養していたドイツから帰国直後にモスクワの空港で拘束された。毒殺未遂事件についてナワリヌイ氏は、プーチン大統領の命令に基づき治安機関の連邦保安局(FSB)が実行したと主張している。

 ナワリヌイ氏は近年、何度か短期間拘禁されたことはあるが、長期刑に処されたことはない。(c)AFP/Anna SMOLCHENKO