【2月1日 AFP】バドミントン、BWFワールドツアーファイナルズ(BWF World Tour Finals 2020)は31日、各種目決勝が行われ、女子シングルスでは世界ランク1位の戴資穎(Tzu Ying Tai、タイ・ツーイン、台湾)が、リオデジャネイロ五輪女王のキャロリーナ・マリン(Carolina Marin、スペイン)との劇的な一戦を14-21、21-8、21-19で制し、優勝を飾った。

 マリンは前々週のヨネックス・タイ・オープン(YONEX Thailand Open 2021)、そして前週のトヨタ・タイ・オープン(TOYOTA Thailand Open 2021)でともに戴資穎との決勝を制していたが、3週連続優勝を逃した。

 1ゲームずつを奪い合って迎えた第3ゲームで素早く激しいラリーを展開し、シーソーゲームとなる中、戴資穎は2本の見事なドロップショットで勝利を引き寄せた。

 一方男子シングルスも大接戦となり、アンダース・アントンセン(Anders Antonsen)がヴィクター・アクセルセン(Viktor Axelsen)とのデンマーク勢同士の対決を制した。

 アントンセンは21-16、5-21、21-17で勝利を飾り、こちらもアクセルセンの3週連続優勝を阻んだ。(c)AFP