【1月4日 AFP】日本バドミントン協会(NBA)は3日、男子世界ランキング1位の桃田賢斗(Kento Momota)から新型コロナウイルスの陽性反応が出たとし、これを受けてタイ・オープン(YONEX Thailand Open 2021)への日本代表チーム派遣を取りやめると発表した。

 協会関係者はAFPに対し、「桃田が新型コロナウイルスの検査で陽性となり、協会は全選手を派遣しない決定を下した」と語った。

 約1年前の交通事故で重傷を負っていた桃田は、バンコクで開催されるタイ・オープンで国際大会への復帰を目指していた。

 NHKによると、桃田は出国を前に成田国際空港(Narita Airport)で陽性の結果が判明したという。協会関係者によれば、その他の22選手からは陽性反応が出ていないものの、日本代表チーム全体が大会出場を辞退するとしている。(c)AFP