【2月1日 AFP】20-21フランス・リーグ1は31日、第22節の試合が行われ、パリ・サンジェルマン(Paris Saint-GermainPSG)は下位ロリアン(FC Lorient)に2-3でまさかの逆転負けを喫し、首位の座をリール(Lille OSC)に奪われた。

 敵地に乗り込んだPSGは、ネイマール(Neymar da Silva Santos Junior)が二つのPKを成功させるも終盤に崩れ、後半アディショナルタイムにはナイジェリア人FWテレム・モッフィ(Terem Moffi)に決勝点を奪われた。

 前指揮官トーマス・トゥヘル(Thomas Tuchel)氏の解任後、マウリシオ・ポチェッティーノ(Mauricio Pochettino)監督が就任してからの6試合目で初黒星を喫したPSGは3位に転落。2位オリンピック・リヨン(Olympique Lyon)とは1ポイント差、ディジョン(Dijon FCO)を1-0で下して首位に浮上したリールとは3ポイント差となっている。

 ポチェッティーノ監督は「われわれはポジティブな要素を維持し、前進しなければならない」と述べた上で、「サッカーの世界ではアクシデントはつきものだし、努力し続ける必要がある。100パーセントでプレーしなければ、こういうことが起こり得るというのを思い知らされる結果」と続けた。

 一方、不振にあえぐロリアンは今回の勝利で自動降格圏を脱した。(c)AFP