【2月1日 AFP】AFPが各国当局の発表に基づき日本時間1月31日午後8時にまとめた統計によると、世界の新型コロナウイルスによる死者数は221万9793人に増加した。

【解説】コロナ変異株 分かっていること・いないこと

 これまでに世界で少なくとも1億251万4200人の感染が確認され、少なくとも6218万2600人が回復した。

 この統計は、各国の保健当局が発表した日計に基づいたもので、ロシアやスペイン、英国で行われた統計局による集計見直しの結果は含まれていない。

 検査の実施件数は流行初期と比べて大幅に増加しており、集計手法も改善したことから、感染が確認される人の数は増加している。だが、軽症や無症状の人の多くは検査を受けないため、実際の感染者数は常に統計を上回る。

 30日には世界全体で新たに1万3683人の死亡と51万1755人の新規感染が発表された。死者の増加幅が最も大きいのは米国の3130人。次いでメキシコ(1495人)、ブラジル(1279人)となっている。

 最も被害が大きい米国では、これまでに43万9536人が死亡、2607万5103人が感染した。

 次いで被害が大きい国はブラジルで、死者数は22万3945人、感染者数は917万6975人。以降はメキシコ(死者15万8074人、感染者185万7230人)、インド(死者15万4274人、感染者1074万6183人)、英国(死者10万5571人、感染者379万6088人)となっている。

 人口10万人当たりの死者数が最も多いのはベルギーの182人。次いでスロベニア(168人)、英国(156人)、チェコ(152人)、イタリア(146人)となっている。

 地域別の死者数は、欧州が73万5831人(感染3329万4313人)、中南米・カリブ海(Caribbean Sea)諸国が59万5569人(感染1885万7593人)、米国・カナダが45万9451人(感染2684万9171人)、アジアが24万102人(感染1520万1467人)、中東が9万7426人(感染472万4476人)、アフリカが9万469人(感染355万5504人)、オセアニアが945人(感染3万1685人)となっている。

 各国の死者数・感染者数は当局による訂正やデータ公表の遅れがあるため、過去24時間での増加幅は前日の集計結果との差と一致しない場合がある。(c)AFP