【1月30日 AFP】オーストラリア北部ケアンズ(Cairns)郊外で28日、湖で泳いでいた男性がワニに頭をかまれる事故が起きた。男性は自らの手でワニの口をこじ開け、無事生還した。

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 現地当局によると男性は44歳で、観光地ケアンズ近郊のプラシッド湖(Lake Placid)で遊泳中、ワニにかみつかれた。

 現地の救急隊員によると、男性は「突然、頭頂部に締め付けられるような衝撃を感じ、ワニだと分かった」という。

 男性は両手をワニの口に入れて顎を頭から外した際、左手の人さし指をかまれた。その後、ワニの追跡を恐れながら泳いで岸へと逃げ、陸に上がった。

 男性は頭と顔、肩、手に傷を負ったものの、軽傷で済んだ。

 男性はケアンズの病院に搬送され、傷は完治する見通し。(c)AFP