【1月30日 AFP】イングランド・プレミアリーグのウェストハム(West Ham)は29日、今季終了までのローン移籍でマンチェスター・ユナイテッド(Manchester United)からジェシー・リンガード(Jesse Lingard)を獲得した。

 28歳のリンガードは、ユナイテッドを指揮するオレ・グンナー・スールシャール(Ole Gunnar Solskjaer)監督の構想から外れ、今季はリーグ戦で1試合も出場機会に恵まれていなかった。現在ウェストハムを率いるデビッド・モイーズ(David Moyes)監督がユナイテッドを率いていた際には、その下でプレー経験がある。

 リンガードはウェストハムTV(West Ham TV)で、「わくわくしている。これは自分の人生の新たな章だ」とすると、「何の保証もないけれど、懸命にプレーしてチームを助け、自分の経験をもたらすためにここに来た」と語った。

 また、ロンドン東部に拠点を置く同クラブに加入する後押しとなったのは、モイーズ監督との関係に加え、イングランド代表チームで知り合ったMFデクラン・ライス(Declan Rice)の存在であることも認めた。

 リンガードがロンドン・スタジアム(London Stadium)に移籍したのに先立ち、ウェストハムは同日、サイード・ベンラーマ(Mohamed Said Benrahma)が完全移籍でチームに加わることも決まった。

 アルジェリア代表のベンラーマは、移籍金最大3000万ポンド(約43億円)と伝えられる2026年までの契約にサイン。25歳のストライカーは昨年10月、チャンピオンシップリーグ(2部)のブレントフォード(Brentford FC)からローンでウェストハムに加入していた。(c)AFP