【1月28日 AFP】サッカー欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2016-17)決勝をイタリア・トリノ(Turin)の屋外スクリーンで観戦していた人たちが死亡した2017年の群集事故に関し、同市のキアラ・アペンディーノ(Chiara Appendino)市長に27日、有罪判決が言い渡された。

 アペンディーノ市長は刑事上の過失で執行猶予付きの禁錮18月を言い渡され、他の被告4人にも同様の判決が下された。

 地元ユベントス(Juventus)とレアル・マドリード(Real Madrid)の決勝を観戦しようと3万人が集まったサンカルロ広場(Piazza San Carlo)での事故では、試合終了間際に群集の中で窃盗グループが催涙スプレーを噴射したことをきっかけにパニックが発生し、2人が亡くなり、1500人以上が負傷した。

 この事故では、すでに4人が過失致死により禁錮10年を言い渡されている。

 アペンディーノ市長は大規模イベントを開催する際に必要な安全対策を講じていなかったとして批判されており、イタリアメディアは緊急避難計画がなかったことを強調している。市長は判決を受け入れ尊重すると話したが、上訴する意向を示している。(c)AFP