【1月27日 AFP】20-21イングランド・プレミアリーグは26日、第20節の試合が行われ、マンチェスター・シティ(Manchester City)はアウェーでウェスト・ブロムウィッチ・アルビオン(West Bromwich AlbionWBA)を5-0で下し、首位に浮上した。

 前月、同チームとのホームゲームを1-1で引き分けていたシティだが、これでその後公式戦で11連勝としている。

 絶好調のシティは前半だけで4ゴールを奪い、負傷したケビン・デ・ブルイネ(Kevin de Bruyne)の不在を感じさせなかった。

 イルカイ・ギュンドアン(Ilkay Guendogan)のゴールで先制したシティは、微妙な判定の末に認められたジョアン・カンセロ(Joao Cancelo)の追加点でリードを広げた。

 その後、ギュンドアンにリーグ戦直近8試合での7点目が生まれると、リヤド・マフレズ(Riyad Mahrez)とラヒーム・スターリング(Raheem Sterling)もネットを揺らした。

 一方、アーセナル(Arsenal)も敵地でサウサンプトン(Southampton FC)に3-1で勝利。

 前週末に行われたFAカップ(FA Cup 2020-21)4回戦で同チームに敗れた雪辱を果たしたアーセナルは、直近6試合のリーグ戦で16ポイントを挙げるなどシティと同様に好調を維持している。

 キックオフから3分でスチュアート・アームストロング(Stuart Armstrong)に先制点を決められたアーセナルは、ニコラ・ペペ(Nicolas Pepe)のゴールですぐさま追いつくと、ブカヨ・サカ(Bukayo Saka)が前半のうちに逆転ゴールを挙げた。

 さらに72分にはアレクサンドレ・ラカゼット(Alexandre Lacazette)が勝利を決定づける3点目をマークし、アーセナルは暫定ながら来シーズンの欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2021-22)出場権が与えられる4位と5ポイント差の8位に順位を上げた。

 他の試合では、ウェストハム(West Ham)がトマシュ・ソウチェク(Tomas Soucek)の2得点などでクリスタルパレス(Crystal Palace)を3-2で下した。

 公式戦6連勝となったウェストハムはリバプール(Liverpool FC)を上回って暫定4位に浮上し、ユルゲン・クロップ(Jurgen Klopp)監督が率いる不振の王者は、31日に敵地で行われる直接対決を警戒することになるだろう。(c)AFP/Kieran CANNING