【1月25日 AFP】AFPが各国当局の発表に基づき日本時間24日午後8時にまとめた統計によると、世界の新型コロナウイルスによる死者数は212万1070人に増加した。これまでに世界で少なくとも9868万9590人の感染が確認されている。

【解説】コロナ変異株 分かっていること・いないこと

 この統計は、各国の保健当局が発表した日計に基づいたもので、ロシアやスペイン、英国で行われた統計局による集計見直しの結果は含まれていない。

 検査の実施件数は流行初期と比べて大幅に増加しており、集計手法も改善したことから、感染が確認される人の数は増加している。だが、軽症や無症状の人の多くは検査を受けないため、実際の感染者数は常に統計を上回る。

 23日には世界全体で新たに1万4364人の死亡と57万9278人の新規感染が発表された。死者の増加幅が最も大きいのは米国の3519人。次いでメキシコ(1470人)、英国(1348人)となっている。

 最も被害が大きい米国では、これまでに41万7441人が死亡、2499万5419人が感染した。

 次いで被害が大きい国はブラジルで、死者数は21万6445人、感染者数は881万6254人。以降はインド(死者15万3339人、感染者1065万4533人)、メキシコ(死者14万9084人、感染者175万2347人)、英国(死者9万7329人、感染者361万7459人)となっている。

 人口10万人当たりの死者数が最も多いのはベルギーの179人。次いでスロベニア(160人)、チェコ(144人)、英国(143人)、イタリア(141人)となっている。

 地域別の死者数は、欧州が69万6994人(感染3194万2422人)、中南米・カリブ海(Caribbean Sea)諸国が57万1756人(感染1809万5367人)、米国・カナダが43万6397人(感染2573万6870人)、アジアが23万4959人(感染1490万2450人)、中東が9万5351人(感染455万7372人)、アフリカが8万4668人(感染342万3506人)、オセアニアが945人(感染3万1612人)となっている。

 各国の死者数・感染者数は当局による訂正やデータ公表の遅れがあるため、過去24時間での増加幅は前日の集計結果との差と一致しない場合がある。(c)AFP