【1月23日 AFP】20-21フランス・リーグ1は22日、第21節の試合が行われ、パリ・サンジェルマン(Paris Saint-GermainPSG)はクラブ公式戦通算100試合目の出場を果たしたネイマール(Neymar da Silva Santos Junior)が自ら得点を挙げるなどし、10人のモンペリエ(Montpellier HSC)に4-0で快勝した。

 無観客のパルク・デ・プランス(Parc des Princes)での一戦は、序盤にモンペリエのGKヨナス・オムリン(Jonas Omlin)がキリアン・エムバペ(Kylian Mbappe)へのファウルで退場処分を受けたことで大勢が決まり、ホームのPSGが数的有利を生かした。

 前半34分にエムバペが先制点を挙げたPSGは、60分にネイマール、61分にマウロ・イカルディ(Mauro Icardi)、63分にエムバペと、4分間で立て続けに3点を決めた。

 ネイマールは、2017年8月にPSGに加入してから公式戦100試合で81点を挙げている。

 これでPSGは、1月2日にマウリシオ・ポチェッティーノ(Mauricio Pochettino)監督が就任してから、初戦のサンテティエンヌ(AS Saint-Etienne)戦に引き分けた後は公式戦4連勝となった。

 ポチェッティーノ監督は新型コロナウイルス陽性により、1-0で勝利した前週のアンジェSCO(Angers SCO)戦を指揮できなかったが、1週間の自主隔離を終えてこの日はベンチ入り。指揮官は「気分は良好。戻ってこられてうれしい」とコメントした。

 PSGは、24日に好調レンヌ(Stade Rennes FC)と対戦する2位リール(Lille OSC)に暫定で勝ち点3差をつけ、同日サンテティエンヌ(AS Saint-Etienne)とのダービーを迎える3位オリンピック・リヨン(Olympique Lyon)との差は同5となった。サンテティエンヌではチーム内で新型コロナウイルスがまん延しており、7選手が欠場することになっている。(c)AFP