【1月23日 CGTN Japanese】日本人ドキュメンタリー監督の竹内亮氏が撮影したドキュメンタリー『ポストコロナ時代』が最近、中日両国で大きな反響を呼んでいます。約30分の本作品は今年初めにオンラインで公開されると、たちまちYahoo!Japanのトップページに取り上げられ話題になりました。多くの日本人ネットユーザーから、動画を見て感動し驚くと共に、中国の企業を尊敬し、中国の発展の成果が羨ましいというコメントが寄せられています。

 竹内監督は中央広播電視総台(チャイナ・メディア・グループ、CMG)のインタビューを受けた際、「私が伝えたかったのは、中国がこの一年に経験したことを日本人や海外の人たちと共有したいということでした。中国では、全国の人々がさまざまな防疫措置を堅持したことで感染症を抑制できました。政府の努力だけでなく、国民の努力も欠かせないものです」と述べました。

 このほど、中国外交部の華春瑩(Hua Chunying)報道官は竹内監督について、「中国がこの間に歩んできた並外れた過程をリアルに記録したことを評価したい」と称えました。

 なお、竹内監督は今年、長江経済帯の質の高い発展の様子を中心に作品を撮る予定です。10年前の2011年、竹内監督は日本放送協会(NHK)のドキュメンタリー『長江 天と地の大紀行』のロケに参画しましたが、10年後の今年、再び長江を源流から上海まで撮影し、中国のこの10年間の発展や変化を描いていくということです。(c)CGTN Japanese/AFPBB News