【1月19日 AFP】イタリアで18日、数か月前に新型コロナウイルス感染から回復した108歳の女性が、新型ウイルスワクチンの接種を受けた。女性が入居する老人ホームが明らかにした。108歳へのワクチン接種は、世界最高齢クラス。

 ミラノ(Milan)にある老人ホームの広報がAFPに明らかにしたところによると、今年6月3日に109歳になるファティマ・ネグリニ(Fatima Negrini)さんは18日、他の入居者とともにワクチン接種を受けた。

 イタリアは昨年12月27日に新型ウイルスワクチンの接種を開始。これまでに115万人が接種を受けた。

 中道左派の民主党(PD)のニコラ・ジンガレッティ(Nicola Zingaretti)党首によると、18日には、ホロコースト(Holocaust、ユダヤ人大量虐殺)の生存者で、首都ローマに住む90歳のサミ・モディアノ(Sami Modiano)さんもワクチンの接種を受けた。(c)AFP