【1月18日 AFP】交流サイト(SNS)大手の米ツイッター(Twitter)は、昨年の連邦下院議員選挙で初当選を果たした米極右陰謀論「Qアノン(QAnon)」信奉者のマージョリー・テイラー・グリーン(Marjorie Taylor Greene)議員(共和党)のアカウントを一時凍結した。「複数の違法行為」があったとしている。

 グリーン氏のアカウントは、地元ジョージア州で選挙不正があったとする主張が投稿された後、12時間のアカウント凍結措置の対象となった。

 ツイッターはまた、同氏の投稿のうち少なくとも2件に真偽不明の内容だとする警告ラベルを付け、「暴力を誘発する恐れ」があるとして共有やリツイートができないようにした。

 グリーン氏は17日、措置はツイッターによる検閲だと非難した。

 同氏はドナルド・トランプ(Donald Trump)大統領の熱烈な支持者で、昨年11月の選挙が不正操作されたとする根拠のない主張に同調している。また、Qアノンを信奉し、トランプ氏に「未来の共和党のスター」と称賛されていた。(c)AFP