【1月18日 AFP】男子ゴルフ米国ツアー、ソニーオープン・イン・ハワイ(Sony Open in Hawaii 2021)は17日、米ハワイ州ホノルル(Honolulu)のワイアラエ・カントリークラブ(Waialae Country Club、パー70)で最終日が行われ、最終18番でバーディーを奪ったケビン・ナ(Kevin Na、米国)が2位と1打差の通算21アンダーで優勝を果たした。

 キャリア最少のスコア「61」をマークした3日目に続き、最終日を5アンダーでまとめたナは、同じく「65」をマークしてクラブハウスリーダーだったクリス・カーク(Chris Kirk、米国)、連続バーディーを決め「66」でラウンドを終えたホアキン・ニーマン(Joaquin Niemann、チリ)と1打差の通算「259」を記録した。

 3日目を終えて首位に立っていたブレンダン・スティール(Brendan Steele、米国)と2打差で最終日に臨んだナは、2番と9番でバーディーを記録し望みをつなげたが、11番で約2メートルのバーディーチャンスを外し、続く12番では3パットを要してのボギーと後退したが、13番から3連続バーディーを奪って立て直した。

 スティールは7番を迎えるまでバーディーを記録できなかったが、9番で約6.4メートルのイーグルショットを決め、リードを広げた。

 しかし、10番と14番でのボギーで挽回が難しくなったスティールはこの日1アンダーでのフィニッシュとなり、同じく6アンダーのウェブ・シンプソン(Webb Simpson、米国)、同5アンダーのマーク・リーシュマン(Marc Leishman、オーストラリア)と並び、通算19アンダーで4位タイとなった。

 日本勢では松山英樹(Hideki Matsuyama)が通算15アンダーで19位タイ、小平智(Satoshi Kodaira)が通算9アンダーで56位タイ、木下稜介(Ryosuke Kinoshita)が通算6アンダーで67位タイだった。(c)AFP