【1月16日 AFP】AFPが各国当局の発表に基づき日本時間16日午後8時にまとめた統計によると、世界の新型コロナウイルスによる死者数は200万9991人に増加した。

【解説】コロナ変異株 分かっていること・いないこと

 これまでに世界で少なくとも9380万3240人の感染が確認され、少なくとも5788万9800人が回復した。

 この統計は、各国の保健当局が発表した日計に基づいたもので、ロシアやスペイン、英国で行われた統計局による集計見直しの結果は含まれていない。

 検査の実施件数は流行初期と比べて大幅に増加しており、集計手法も改善したことから、感染が確認される人の数は増加している。だが、軽症や無症状の人の多くは検査を受けないため、実際の感染者数は常に統計を上回る。

 15日には世界全体で新たに1万5402人の死亡と74万7572人の新規感染が発表された。死者の増加幅が最も大きいのは米国の3465人。次いで英国(1280人)、ブラジル(1151人)となっている。

 最も被害が大きい米国では、これまでに39万2139人が死亡、2353万2037人が感染した。

 次いで被害が大きい国はブラジルで、死者数は20万8246人、感染者数は839万3492人。以降はインド(死者15万2093人、感染者1054万2841人)、メキシコ(死者13万9022人、感染者160万9735人)、英国(死者8万7295人、感染者331万6019人)となっている。

 人口10万人当たりの死者数が最も多いのはベルギーの176人。次いでスロベニア(150人)、イタリア(135人)、ボスニア・ヘルツェゴビナ(134人)、チェコ(133人)となっている。

 地域別の死者数は、欧州が65万3087人(感染3027万3685人)、中南米・カリブ海(Caribbean Sea)諸国が54万5472人(感染1714万3005人)、米国・カナダが40万9842人(感染2422万6062人)、アジアが22万9620人(感染1456万197人)、中東が9万3399人(感染435万8663人)、アフリカが7万7626人(感染321万158人)、オセアニアが945人(感染3万1472人)となっている。

 各国の死者数・感染者数は当局による訂正やデータ公表の遅れがあるため、過去24時間での増加幅は前日の集計結果との差と一致しない場合がある。(c)AFP