【1月16日 AFP】AFPが各国当局の発表に基づき日本時間15日午後8時にまとめた統計によると、世界の新型コロナウイルスによる死者数は199万4833人に増加した。

【解説】コロナ変異株 分かっていること・いないこと

 これまでに世界で少なくとも9306万2400人の感染が確認され、少なくとも5697万7000人が回復した。

 この統計は、各国の保健当局が発表した日計に基づいたもので、ロシアやスペイン、英国で行われた統計局による集計見直しの結果は含まれていない。

 検査の実施件数は流行初期と比べて大幅に増加しており、集計手法も改善したことから、感染が確認される人の数は増加している。だが、軽症や無症状の人の多くは検査を受けないため、実際の感染者数は常に統計を上回る。

 14日には世界全体で新たに1万5404人の死亡と75万2723人の新規感染が発表された。死者の増加幅が最も大きいのは米国の3882人。次いで英国(1248人)、ブラジル(1131人)となっている。

 最も被害が大きい米国では、これまでに38万8705人が死亡、2331万4238人が感染した。

 次いで被害が大きい国はブラジルで、死者数は20万7095人、感染者数は832万4294人。以降はインド(死者15万1918人、感染者1052万7683人)、メキシコ(死者13万7916人、感染者158万8369人)、英国(死者8万6015人、感染者326万258人)となっている。

 人口10万人当たりの死者数が最も多いのはベルギーの175人。次いでスロベニア(149人)、ボスニア・ヘルツェゴビナ(134人)、イタリア(134人)、チェコ(131人)となっている。

 地域別の死者数は、欧州が64万6489人(感染3001万4839人)、中南米・カリブ海(Caribbean Sea)諸国が54万2333人(感染1699万4374人)、米国・カナダが40万6214人(感染2400万1284人)、アジアが22万8967人(感染1451万781人)、中東が9万3132人(感染433万451人)、アフリカが7万6753人(感染317万9230人)、オセアニアが945人(感染3万1443人)となっている。

 各国の死者数・感染者数は当局による訂正やデータ公表の遅れがあるため、過去24時間での増加幅は前日の集計結果との差と一致しない場合がある。(c)AFP