【1月17日 CGTN Japanese】中国農業発展銀行の最新発表によりますと、2020年に、長江経済ベルトの11の省や直轄市に、生態保護のために拠出した融資額は2000億元(約3兆2000億円)を上回ったということです。

 江蘇省(Jiangsu)揚州市(Yangzhou)の大運河三湾生態文化公園では揚州中国大運河博物館の主要な工事がほぼ竣工しています。揚州市は、もともとの運河湿地帯を利用して、河道の整備、浚渫、埠頭の撤去などを行い、3800ムー(約253ヘクタール)の敷地に運河三湾生態文化公園を整備して生態環境の回復を実現しました。

 安徽省(Anhui)の巣湖は長江中下流域の五大淡水湖の一つで、同地域の生態の重要な防壁でもあります。農業発展銀行巣湖支店は、2020年には全域にある廃棄した鉱山の生態回復を重点に36億6000万元(587億4666万円)を融資しました。現在、この生態改善プロジェクトは順調に実施されており、域内の自然生態保護に大きく役立つものと見込まれています。(c)CGTN Japanese/AFPBB News