【1月15日 AFP】AFPが各国当局の発表に基づき日本時間14日午後8時にまとめた統計によると、世界の新型コロナウイルスによる死者数は197万9596人に増加した。

【解説】コロナ変異株 分かっていること・いないこと

 これまでに世界で少なくとも9232万1290人の感染が確認され、少なくとも5663万7400人が回復した。

 この統計は、各国の保健当局が発表した日計に基づいたもので、ロシアやスペイン、英国で行われた統計局による集計見直しの結果は含まれていない。

 検査の実施件数は流行初期と比べて大幅に増加しており、集計手法も改善したことから、感染が確認される人の数は増加している。だが、軽症や無症状の人の多くは検査を受けないため、実際の感染者数は常に統計を上回る。

 13日には世界全体で新たに1万6024人の死亡と72万5790人の新規感染が発表された。死者の増加幅が最も大きいのは米国の3912人。次いで英国(1564人)、ブラジル(1274人)となっている。

 最も被害が大きい米国では、これまでに38万4784人が死亡、2307万7435人が感染した。

 次いで被害が大きい国はブラジルで、死者数は20万5964人、感染者数は825万6536人。以降はインド(死者15万1727人、感染者1051万2093人)、メキシコ(死者13万6917人、感染者157万1901人)、英国(死者8万4767人、感染者321万1576人)となっている。

 人口10万人当たりの死者数が最も多いのはベルギーの175人。次いでスロベニア(148人)、ボスニア・ヘルツェゴビナ(134人)、イタリア(133人)、チェコ(129人)となっている。

 地域別の死者数は、欧州が64万448人(感染2976万37人)、中南米・カリブ海(Caribbean Sea)諸国が53万9287人(感染1685万5590人)、米国・カナダが40万2130人(感染2375万7122人)、アジアが22万8110人(感染1445万8196人)、中東が9万2975人(感染431万2152人)、アフリカが7万5701人(感染314万6765人)、オセアニアが945人(感染3万1434人)となっている。

 各国の死者数・感染者数は当局による訂正やデータ公表の遅れがあるため、過去24時間での増加幅は前日の集計結果との差と一致しない場合がある。(c)AFP