【1月15日 CGTN Japanese】タイ政府は、中国から新型コロナウイルス予防ワクチン200万回分を調達するための予算を承認したことを明らかにしました。

 タイのラチャダー政府副報道官はメディアに対して、内閣は13億バーツ(約44億9000万円)の予算を承認し、中国から新型コロナワクチン200万回分を調達することを明らかにしました。調達するワクチンは、最前線の医療従事者や慢性疾患のある高齢者などへの接種を優先する予定だとしています。

 これに先立ち、タイ疾病管理局の関係者は7日、3段階に分けてワクチン接種を実施する計画を明らかにしています。第1段階では、2月から4月までに感染リスクのある人や医療従事者など100万人への接種を優先します。第2段階では、5月と6月に社会的弱者や感染状況の深刻な地域に向けて2600万回分のワクチンを提供します。第3段階では、今年後半から来年初めに一般市民に提供します。(c)CGTN Japanese/AFPBB News