【1月14日 AFP】米プロバスケットボール(NBA)で13日、大型トレードが成立し、ジェームズ・ハーデン(James Harden)がヒューストン・ロケッツ(Houston Rockets)からブルックリン・ネッツ(Brooklyn Nets)に移籍すると報じられた。

 米スポーツ専門チャンネルESPNとウェブサイトのジ・アスレチック(The Athletic)は、2017-18シーズンの最優秀選手(MVP)に輝いたハーデンがネッツに加入し、オクラホマシティ・サンダー(Oklahoma City Thunder)時代のチームメート、ケビン・デュラント(Kevin Durant)と再びユニットを形成すると報じた。31歳のハーデンは、2009年から2012年までサンダーでデュラントとともにプレーした。

 ESPNは、今回成立したのはインディアナ・ペイサーズ(Indiana Pacers)とクリーブランド・キャバリアーズ(Cleveland Cavaliers)も絡む複雑なトレードだったと伝えた。

 ハーデンを放出したロケッツは、ネッツからカリス・レバート(Caris LeVert)ら複数選手とドラフト指名権を獲得。そしてレバートはビクター・オラディポ(Victor Oladipo)と引き換えにすぐさまペイサーズにトレードされた。

 現時点でロケッツとネッツはトレード成立に関する公式発表を行っていない。

 オールスターゲーム(NBA All-Star Game)出場8度の点取り屋ハーデンは、サンダーでキャリアをスタートして2012年にロケッツに移籍。ハーデンの在籍中にロケッツは8年連続でプレーオフに出場したものの、ポストシーズンでは失意の連続で一度もファイナルの舞台にたどり着けなかった。(c)AFP