【1月17日 CGTN Japanese】中国各地の鉄道当局はこのほど、乗客の安全を確保するため、駅や待合ホール、列車に対する感染症予防・抑制措置を強化しています。

 遼寧省(Liaoning)の瀋陽駅では2時間おきに待合ホールを消毒しています。消毒・殺菌・検温ロボットも設置し、定期的な消毒・殺菌とともに乗客の検温も行っています。ロボットが吹きかける消毒ミストは無臭であり、乗客の衣類への影響もありません。ロボットはマスク未着用の乗客を見つけると自動で警告します。また移動中に音声や動画を通じて感染予防に関する注意事項も知らせます。

 ベトナムとの国境に近い広西チワン族自治区(Guangxi Zhuang Autonomous Region)の憑祥駅では、待合室やトイレ、券売所などを中心に消毒・殺菌の頻度と強度を増しています。山東省(Shandong)済南市(Jinan)の鉄道当局は、列車内に応急セットや検温セットなどを配備するとともに、トイレ内の取っ手や蛇口など乗客が頻繁に触れる箇所を定期的に消毒しています。(c)CGTN Japanese/AFPBB News