【1月9日 AFP】AFPが各国当局の発表に基づき日本時間9日午後8時にまとめた統計によると、世界の新型コロナウイルスによる死者数は191万4057人に増加した。

【図解】新型コロナ 世界に広がる変異株

 これまでに世界で少なくとも8882万4680人の感染が確認され、少なくとも5504万4900人が回復した。

 この統計は、各国の保健当局が発表した日計に基づいたもので、ロシアやスペイン、英国で行われた統計局による集計見直しの結果は含まれていない。

 検査の実施件数は流行初期と比べて大幅に増加しており、集計手法も改善したことから、感染が確認される人の数は増加している。だが、軽症や無症状の人の多くは検査を受けないため、実際の感染者数は常に統計を上回る。

 8日には世界全体で新たに1万4997人の死亡と81万6686人の新規感染が発表された。死者の増加幅が最も大きいのは米国の3676人。次いで英国(1325人)、ドイツ(1083人)となっている。

 最も被害が大きい米国では、これまでに36万8932人が死亡、2187万988人が感染した。

 次いで被害が大きい国はブラジルで、死者数は20万1460人、感染者数は801万3708人。以降はインド(死者15万798人、感染者1043万1639人)、メキシコ(死者13万2069人、感染者150万7931人)、英国(死者7万9833人、感染者295万7472人)となっている。

 人口10万人当たりの死者数が最も多いのはベルギーの172人。次いでスロベニア(142人)、ボスニア・ヘルツェゴビナ(131人)、イタリア(129人)、北マケドニア(124人)となっている。

 地域別の死者数は、欧州が61万3718人(感染2855万5903人)、中南米・カリブ海(Caribbean Sea)諸国が52万6000人(感染1631万8970人)、米国・カナダが38万5581人(感染2251万2961人)、アジアが22万4648人(感染1424万5502人)、中東が9万1709人(感染417万1636人)、アフリカが7万1456人(感染298万8421人)、オセアニアが945人(感染3万1294人)となっている。

 各国の死者数・感染者数は当局による訂正やデータ公表の遅れがあるため、過去24時間での増加幅は前日の集計結果との差と一致しない場合がある。(c)AFP