【1月9日 AFP】短文投稿サイトの米ツイッター(Twitter)は8日夜、自身のツイッターアカウントを永久停止されたドナルド・トランプ(Donald Trump)米大統領が、米大統領の公式アカウント「@POTUS」から情報発信しようとした試みを阻止したと発表した。

 個人アカウント「@realDonaldTrump」を永久凍結されたトランプ氏は「@POTUS」アカウントから、同社が「極左」と共謀していると非難するツイートを発信。

 トランプ氏は、「今夜、ツイッターの従業員らは民主党や極左と連携して私のアカウントを彼らのプラットフォームから排除した。私とあなたたち、私に投票した7500万人の偉大な愛国者たちを黙らせるために」などと投稿した。同社はこのツイートをすぐに削除した。

 ツイッターはAFPに対し、「別のアカウントを使ってアカウント停止を逃れようとする行為は、当社の規則に違反している」と説明し、「当社は@POTUSアカウントから先ほど行われたツイートに関して、この規則を適用する措置を取った」と明らかにした。

 トランプ氏は、凍結される前の@realDonaldTrumpから、「われわれはさまざまな他のサイトと交渉しており、もうすぐビッグな発表があるだろう。近い将来、われわれ独自のプラットフォームをつくる可能性も考えている」と書き込んでネット上で交流するツイッター以外の手段を検討していることを明らかにし、「われわれは黙らせられない!」と述べていた。(c)AFP