【1月7日 AFP】20-21フランス・リーグ1は6日、第18節の試合が行われ、パリ・サンジェルマン(Paris Saint-GermainPSG)はアウェーでサンテティエンヌ(AS Saint-Etienne)と1-1で引き分け、マウリシオ・ポチェッティーノ(Mauricio Pochettino)監督の初陣を白星で飾ることはできなかった。

 ロマン・アムマ(Romain Hamouma)のゴールで序盤に先制を許した王者PSGは、モイゼ・ケアン(Moise Kean)が得点を挙げすぐに追いついたが、後半に入ると苦しみ、勝ち越し点を挙げることはできなかった。

 ポチェッティーノ監督は仏テレビ局TF1のスポーツ番組「Telefoot」で、「われわれはPSGだからもちろん残念。チームは勝利を求めている」とコメントした上で「選手の努力や姿勢については満足している」と続けた。

 トーマス・トゥヘル(Thomas Tuchel)前監督の解任が発表されたわずか4日後の今月3日に、後任になることが決定したばかりのポチェッティーノ監督だが、チームは連覇へ向けてさらなる痛手を被り、自身が直面している課題の大きさを目の当たりにすることになった。

「まだ始まったばかり」と語ったポチェッティーノ監督は、「お互いについて知る必要がある。準備期間が非常に短かったから難しかった」と述べた。「ポジティブだが、改善すべきこともある」

 PSGはメンフィス・デパイ(Memphis Depay)の2得点などでランス(RC Lens)を3-2で下した首位オリンピック・リヨン(Olympique Lyon)との差が3ポイントに広がったが、アンジェSCO(Angers SCO)に1-2の黒星を喫したリール(Lille OSC)を得失点差で上回り2位に浮上している。(c)AFP/Jed Court