【1月7日 AFP】イングランド・プレミアリーグのアーセナル(Arsenal)で戦力外となっているドイツ代表MFメスト・エジル(Mesut Ozil)について、トルコ1部リーグのフェネルバフチェ(Fenerbahce)加入に向けて交渉が進んだ段階にあることが分かった。トルコメディアが6日に報じた。

 民営のデミルオレン通信(DHA)によれば、エジルは19度のリーグ優勝を誇るフェネルバフチェと3年半の契約を結ぶ見通しとなっている。

 この報道に先立ち、トルコにルーツを持つ32歳のエジル本人もイスタンブールで撮影された自身の写真と共に「この街…。#throwback #Istanbul」とツイートし、臆測を呼んでいた。

 スポーツ紙ファナティーク(Fanatik)は、フェネルバフチェの会長とチームディレクターが移籍の成立に向けてエジルを説得するため、英ロンドンにたったと報じている。AFPの問い合わせにフェネルバフチェの広報担当者から回答はなかった。

 5日には米メジャーリーグサッカー(MLS)のD.C.ユナイテッド(D.C. United)と交渉中だという報道もあった中、エジルの代理人は、同選手の去就は今後10日以内により明確になるだろうとした一方で、本人はアーセナルに残留することを最優先としていると話している。(c)AFP