【1月7日 AFP】20-21イタリア・セリエAは6日、第16節の試合が行われ、ACミラン(AC Milan)はホームでユベントス(Juventus)に1-3で敗れ今季初黒星を喫し、昨季から続いていた無敗は27試合でストップした。

 ミランは新型コロナウイルスによる昨年3月の中断前を最後にリーグ戦では負けなしで、6位フィニッシュとなった昨シーズンを12戦無敗で締めくくると、今季も15試合で黒星を喫していなかった。

 それでも、同日の試合でライバルの2位インテル(Inter Milan)がサンプドリア(Sampdoria)に1-2で敗れたため、ミランは1ポイント差のまま首位をキープしている。

 チーム内得点王であるFWズラタン・イブラヒモビッチ(Zlatan Ibrahimovic)をけがで欠いたミランは18分、フェデリコ・キエーザ(Federico Chiesa)に先制ゴールを許すも、前半終了間際にダビデ・カラブリア(Davide Calabria)の得点で同点に追いついた。

 しかし62分、キエーザに移籍後初の1試合2得点を許すと、終盤にはウェストン・マケニー(Weston McKennie)に追加点を決められた。

 ミランはキックオフの数時間前、FWアンテ・レビッチ(Ante Rebic)とMFラデ・クルニッチ(Rade Krunic)が新型ウイルスの検査で陽性反応を示したことが分かり、すでにイブラヒモビッチの他、イスマエル・ベナセル(Ismael Bennacer)やアレクシス・サーレマーカース(Alexis Saelemaekers)が離脱し、出場停止のサンドロ・トナーリ(Sandro Tonali)も不在の中で痛手を受けていた。

 敵地で勝利したユベントスは4位に浮上。首位ミランには7ポイント差をつけられているが、消化試合数は一つ少ない。

 3位ASローマ(AS Roma)は3-1で最下位クロトーネ(FC Crotone)を下し、2位インテルとの差を3ポイントに縮めた。サッスオーロ(US Sassuolo)は2-1でジェノア(Genoa CFC)に勝利し、10人のスペツィア(Spezia)に1-2でまさかの黒星を喫したナポリ(SSC Napoli)を抜いて5位に浮上している。(c)AFP