【1月6日 AFP】(更新、写真追加)英ロンドンの裁判所は6日、内部告発サイト「ウィキリークス(WikiLeaks)」の創設者ジュリアン・アサンジ(Julian Assange)被告(49)の保釈申請を退けた。被告は引き続き勾留される。

 アサンジ被告に対する米国への身柄引き渡し要請は4日に退けられたものの、米国は上訴するとみられている。

 バネッサ・バライスター(Vanessa Baraitser)判事はウェストミンスター治安判事裁判所(Westminster Magistrates' Court)で「もしアサンジ被告がきょう保釈されれば、上訴審理の際に出廷しないと信じるに足る理由があると確信した」と述べた。

 バライスター判事は4日、アサンジ被告が自殺を図る恐れを理由に、身柄引き渡しを認めないという予想外の判断を下していた。これを受けて上訴する方向で調整している米国は、同判事に被告を保釈しないよう要請していた。

 同判事は「公平性の観点から、米国は私が下した決定に異議を唱えることが認められてしかるべきだ。アサンジ被告がこの司法手続き中に逃亡すれば、米国は上訴の機会を失うことになる」と述べた。

 6日の保釈聴聞会には、アサンジ被告も出廷していた。同被告は、2010年にウィキリークスがアフガニスタンやイラクでの軍事行動に関する機密文書50万点を公開したことをめぐり、米国で18の罪に問われている。(c)AFP/Joe JACKSON