【1月4日 AFP】米電気自動車(EV)大手テスラ(Tesla)は2日、2020年の年間納車台数が49万9550台となり、過去最高を記録したと発表した。ただ、目標としていた50万台にはわずかに届かなかった。

 テスラによると、2020年第4四半期の納車台数は18万570台で、同第3四半期の13万9300台を大きく上回って過去最高を更新した。生産台数は、第4四半期が17万9757台、通年では50万9737台だった。

 イーロン・マスク(Elon Musk)最高経営責任者(CEO)は、テスラにとって「大きな節目」だと業績を評価。「テスラ発足当時は、生き残る可能性は(楽観的に見ても)10%だと思っていた」とツイッター(Twitter)に投稿した。

 納車台数の86%をセダン「モデル3(Model 3)」と多目的スポーツ車(SUV)の「モデルY(Model Y)」が占め、残りは高級セダン「モデルS(Model S)」とSUV「モデルX(Model X)」がほぼ同台数で分け合う形となった。(c)AFP