【12月28日 AFP】AFPが各国当局の発表に基づき日本時間27日午後8時にまとめた統計によると、世界の新型コロナウイルスによる死者数は175万8026人に増加した。

【図解】新型コロナ、PCR検査各国費用 医療制度で差

 中国で昨年12月末に新型ウイルスが最初に発生して以降、これまでに世界で少なくとも8026万4840人の感染が確認され、少なくとも5054万8400人が回復した。

 この統計は、各地のAFP支局が各国当局から収集したデータと世界保健機関(WHO)からの情報に基づいたもので、実際の感染者はこれよりも多いとみられる。多くの国では、症状がある人や重症患者にのみ検査を実施している。

 26日には世界全体で新たに6648人の死亡と47万2408人の新規感染が発表された。死者の増加幅が最も大きいのは米国の1488人。次いでロシア(552人)、ドイツ(356人)となっている。

 最も被害が大きい米国では、これまでに33万1916人が死亡、1898万5938人が感染した。

 次いで被害が大きい国はブラジルで、死者数は19万795人、感染者数は746万5806人。以降はインド(死者14万7622人、感染者1018万7850人)、メキシコ(死者12万2026人、感染者137万7217人)、イタリア(死者7万1620人、感染者203万8759人)となっている。

 人口10万人当たりの死者数が最も多いのはベルギーの165人。次いでスロベニア(122人)、ボスニア・ヘルツェゴビナ(120人)、イタリア(118人)、北マケドニア(116人)となっている。

 地域別の死者数は、欧州が54万7077人(感染2533万3427人)、中南米・カリブ海(Caribbean Sea)諸国が49万6556人(感染1514万424人)、米国・カナダが34万6636人(感染1952万82人)、アジアが21万5680人(感染1370万93人)、中東が8万8743人(感染389万2880人)、アフリカが6万2390人(感染264万7017人)、オセアニアが944人(感染3万919人)となっている。

 各国の死者数・感染者数は当局による訂正やデータ公表の遅れがあるため、過去24時間での増加幅は前日の集計結果との差と一致しない場合がある。(c)AFP