【12月25日 AFP】AFPが各国当局の発表に基づき日本時間25日午後8時にまとめた統計によると、世界の新型コロナウイルスによる死者数は174万3187人に増加した。

【図解】新型コロナ 各国のワクチン発注量

 中国で昨年12月末に新型ウイルスが最初に発生して以降、これまでに世界で少なくとも7931万3380人の感染が確認され、少なくとも5015万4100人が回復した。

 この統計は、各地のAFP支局が各国当局から収集したデータと世界保健機関(WHO)からの情報に基づいたもので、実際の感染者はこれよりも多いとみられる。多くの国では、症状がある人や重症患者にのみ検査を実施している。

 24日には世界全体で新たに1万2667人の死亡と69万2731人の新規感染が発表された。死者の増加幅が最も大きいのは米国の3299人。次いでメキシコ(861人)、ブラジル(762人)となっている。

 最も被害が大きい米国では、これまでに32万9106人が死亡、1865万5012人が感染し、少なくとも629万8082人が回復した。

 次いで被害が大きい国はブラジルで、死者数は18万9982人、感染者数は742万3945人。以降はインド(死者14万7092人、感染者1014万6845人)、メキシコ(死者12万1172人、感染者136万2564人)、イタリア(死者7万900人、感染者200万9317人)となっている。

 人口10万人当たりの死者数が最も多いのはベルギーの164人。次いでスロベニア(119人)、ボスニア・ヘルツェゴビナ(118人)、イタリア(117人)、北マケドニア(114人)となっている。

 地域別の死者数は、欧州が54万647人(感染2500万154人)、中南米・カリブ海(Caribbean Sea)諸国が49万3837人(感染1502万4469人)、米国・カナダが34万3798人(感染1918万8172人)、アジアが21万4302人(感染1361万7004人)、中東が8万8246人(感染385万3039人)、アフリカが6万1413人(感染259万9658人)、オセアニアが944人(感染3万885人)となっている。

 各国の死者数・感染者数は当局による訂正やデータ公表の遅れがあるため、過去24時間での増加幅は前日の集計結果との差と一致しない場合がある。(c)AFP