【12月24日 AFP】イタリア・セリエA、ナポリ(SSC Napoli)のジェンナロ・ガットゥーゾ(Gennaro Gattuso)監督は23日、目の病を患っていると明かし、自身が闘病することでチームに影響を与えていると話した。ナポリはリーグ戦で3試合勝利から見放されている。

 イタリア代表として2006年W杯ドイツ大会(2006 World Cup)の優勝を経験した42歳のガットゥーゾ監督は、「この1か月間、俺が死ぬのではとうわさされていた。だが心配はいらない。俺は死んでいない」とコメントした。

「自己免疫疾患の筋無力症を患っている」と明かしたガットゥーゾ監督は、眼球を制御する筋肉に影響する病気だと説明し、「ものが二重に見えるのは大きな困難を伴うし、この1か月間はどうかしていた。選手もこのせいで苦しんだのだと思う」と語った。

 同日ナポリは、キャプテンのロレンツォ・インシーニェ(Lorenzo Insigne)の終了間際のゴールで最下位トリノ(Torino FC)と1-1で引き分け、首位ACミラン(AC Milan)と9ポイント差の5位となった。

 リーグ戦ではここ3試合で1ポイントしか獲得できていないナポリは、直近のヨーロッパリーグ(UEFA Europa League 2020-21)の2試合でも引き分けている。(c)AFP