【12月24日 AFP】20-21スペイン1部リーグは23日、第15節の試合が行われ、レアル・マドリード(Real Madrid)はカゼミーロ(Casemiro)のヘディングとカリム・ベンゼマ(Karim Benzema)の今季8点目でグラナダ(Granada CF)に2-0で勝利し、首位アトレティコ・マドリード(Atletico de Madrid)に勝ち点で並んだ。

 グラナダは何度もレアルを脅かしたが、決定力不足が響いた。57分にマルコ・アセンシオ(Marco Asensio)のクロスからカゼミーロの強烈なヘディングで先制したレアルは、アディショナルタイム3分にはベンゼマがドリブルで持ち込んでフィニッシュした。

 レアルを率いるジネディーヌ・ジダン(Zinedine Zidane)監督は、「これで公式戦6連勝だが、労力が必要だった。事態が複雑なときは私が批判を受け入れるが、今夜のようなときは楽しむべきだ」とコメントした。

 また、太ももを痛めて11月下旬に戦列を離れ、今節ベンチに入ったエデン・アザール(Eden Hazard)については、「徐々にチームに戻るだろう」とし、リスクを回避するため出場を見送ったと明かした。

 30日にアウェーで行われるエルチェ(Elche CF)戦が2020年最後の試合となるレアルは、ロドリゴ(Rodrygo Silva de Goes)がこの日の試合でハムストリングを痛めて担架で運ばれており、検査結果を心配して待つことになっている。(c)AFP